WAY monthly 2025年4月号

IELTSについて
英語力を測る検定試験には、TOEFL、TOEIC、英検などさまざまなものがありますが、私たちは、最も総合的に英語の実力を評価できるのはIELTSであると判断しています。

IELTSの学習方法は、大きく二つの段階に分かれています。
第一段階は、論理的に英文を読み取る訓練です。IELTSでは、質問文と本文で使用されている単語や表現が異なることが多く、表面的な一致だけでは正答にたどり着けません。たとえば、「A」という言葉と、「A’」という言い換え表現が同じ意味内容であることを、文脈から正確に理解する力が求められます。これは、たとえるならば「小さな三角形でも大きな三角形でも、内角の和は180度で等しい」というように、本質を見抜く論理的な理解に基づいた読解力といえるでしょう。
この段階では、スピードよりも正確さが最優先です。単語や構文を丁寧に確認しながら、時間をかけても良いので、まずは満点を取ることを目標に読み込む訓練を行います。
注意点として、この段階で無理に制限時間内に解こうとすると、正確に読む力が養われなくなってしまいますので、時間配分を気にする必要はありません。

そしてこの正確な読解力が身についてから、第二段階として、時間内で解く訓練に移ります。この段階では、スピードを意識した実戦的な練習を行いますが、実はこの訓練にかかる時間はそれほど長くありません。はじめは40分で問題を解くところから始め、慣れてきたら5分ずつ短縮していき、最終的には本番の試験時間である20分で満点を目指す練習を行います。
このように、「正確に読む」段階と、「時間内に解く」段階の二つをしっかりと分けて学習を進めていくことで、IELTSリーディングにおける実力を確実に高めることができます。
なお、この学習を通じて生徒の能力をどのように一貫して開発していくかについては、次回、詳しくお話しいたします。

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