日本語講座

しっかりとした日本語を身につけることができる講座です。
日本語を体系的に学べるテキストの導入により、「3つの力(言いかえる力・比べる力・たどる力)」、
「語彙力」、「まとめる力」を強化していきます。与えられた課題文を≪論理的に読み≫、≪論理的に考え、表現する≫ことを学びます。
≪論理的に読む≫≪論理的に考えて表現する≫とは、よい文章を読み、理解すること。これはインター生にとってとても大切なことです。
また、学年を問わず生徒の日本語レベルに合わせたテキストを使用し、生徒に合ったレベルからのスタートとなります。
※大学入試の小論文対策も行います。

【演習例】

読解では文章を論理的に理解することを、文章を書くときは文章を論理的に展開できる力を養うことに指導の力点を置いています。
英文を読むときや書くときに必要となる同じ「論理力」を日本語でも養うことが必要です。
これは別々の力ではありません。現代では自分の日本語を英文にそのまま訳せる、論理的に書く能力が必要です。
例えば、

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上記のように文章の展開を論理的に理解する練習を重ねます。
その上で、

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接続詞によって、文章と文章の論理の流れを把握させます。
こうした練習を重ねることで、次のような文章の「論証図」を書くことができるようになります。

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以上の練習とともに、IBレベルの東大や京大などの長文を論理で読む練習を行います。
その上で、IBや日本の大学入試の「小論文」の練習に入ります。
基礎からきちんと勉強した生徒には、IBでも大学入試の小論文でも優れた成果が出ています。
論理というのは、相手がまだ知らない自分の考えを、相手にわかるように順序良く話したり、書いたりできる力と言っていいと思います。
現代に生きていく上で、最も必要な力のひとつです。論理力は練習をしないと身につきません。
たとえば、それは自転車に乗れる人は乗れますが、乗れない人は乗れない。それと同じ「力能」だからです。
IBでも日本の上位レベルの大学入試の小論文でも、試験官は、この「力能」が生徒に内在しているかどうか試しているのです。
(このクラスからシカゴ大学、シンガポール国立大学、インペリアル・カレッジ・ロンドンなどの合格者を出しています。)
論理的な思考力なくして、IBで高得点を取ることは不可能です。日本の教育では、論理をほとんど教えていません。
しかし、国際社会で生き抜くためには、論理力が必要不可欠だと私たちは考えています。