WAY monthly2017年8月号「語学の基礎の要は文法の勉強」

今年になって『人類の知的遺産』(80巻)を買いました。自分の基礎的知識の欠損を埋めるために、今一度謙虚に学ぼうと思ったこと、そしてIBを学習している生徒からの様々な質問に正確に誠実に答えられるようにすることが目的です。

先月はエラスムスを読んでいました。エラスムスのギリシア語とラテン語の実力は群を抜いていて、当時まだ不完全な新約聖書訳を、ギリシア語、ラテン語ともに、精緻に校訂し正確なものにしたといわれています。それは「聖書に帰れ」という宗教改革の導火線にもなりました。

さて、そのエラスムスの語学の勉強の仕方ですが、「まず文法を勉強する」というものでした。その後、中級レベルに達したら再度「文法をやり直す」というアドバイスを学生にしています。

語学の基礎の要は文法の勉強だ、というのは今も昔も変わらないのだと知りました。WAYの生徒も、最近学校の成績が上がってきたという生徒は、皆ケンブリッジの文法書をしっかり勉強してきた生徒達です。

私もマルクスの『資本論』は3巻目の3分の1、プルーストの『失われた時を求めて』は半分まで読んでいるところですが、エラスムスに倣って、再度ドイツ語とフランス語の文法を復習し始めました。私は、生徒達にやらせることは、教師が身をもってやらなければ、生徒達も本当にやらない、と心底思っています。生徒の皆さんに一生懸命に勉強して欲しいので、私も一生懸命に勉強することにしています

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