「100歳以上の高齢者が全国に6万5692人いることが13日、厚生労働省の調査でわかった。」(日経新聞2016年)と去年報じられました。日本は高齢化社会に深く入り込んでいます。税は学校や国防費を賄う上で大切な財源ですが、これから若い人々の税は重くなります。
また、歴史を長期的に見ようとする水野和夫氏(2017)の見解の一部をまとめて述べますと、「金利が2パーセントを割り込むのはベネチアの時代以来、金利の歴史上2度目です。金利が2パーセント以下ということは世界の市場が飽和状態にあることを意味しています。ベネチアの飽和時代が真に転換できたのは、アメリカ大陸を見つけたとき、つまり巨大な市場を見つけた時です。現代では、資本は超高速処理ロボットを使った電子マネー空間の取引の中で市場の拡大をめざしています。」また、1997年以降、日本人全体の給与は下がり続けています。(厚生労働省)
こうした現状からみて、「給与が高い仕事は、労働時間が長い、あるいは、世界の危険な地域での仕事」という現象を生み出しています。「この歴史の急激な変化の時代」に、次の時代を担う子供達を「無防備のまま世の中に出してはいけない」という認識を私は強く持っています。
私ができることは、子供達を教えることです。ですから、しっかりした「基礎学力」を身につけ、勉強の仕方を学び、自分の才能や場所を見つけ、世の中や他者に貢献出来る人になってほしいと、そのための学力の土台を作ることをWAYはミッションにしています。
「基礎学力」といっても、TOEFLで100点(120点満点)を取れるレベルを考えています。基礎から根気よく努力をし、意欲を持って、正しい勉強をしていけば、インター生であれば、取れる点数です。TOEFL100点は、原書で専門書が読める大切な基礎レベルです。
大学では、その土台の上に、さらに視野の広さを身につけ、世の中の仕組みを知ることのできる学問を学び続け、賢く真面目に働き、幸せな人生を子供達には将来送ってほしいと願っています。これがWAYの存在理由です。
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