WAY monthly 2019 年6月号「勉強は積み上げです」

「なあ、モモ、」とベッポはたとえばこんなふうにはじめます。「とっても長い道路を受け持つことがあるんだ。おっそろしく長くて、これじゃとてもやりきれない、こう思ってしまう。」しばらく口をつぐんで、じっとまえのほうをみていますが、やがてまたつづけます。「そこでせかせかと働きだす。どんどんスピードを上げてゆく。ときどき目を上げて見るんだが、いつ見ても残りの道路はちっともへっていない。だからもっとすごいいきおいで働きまくる。心配でたまらないんだ。そしてしまいには息がきれて動けなくなってしまう。道路はまだ残っているのにな。

こういうやり方は、いかんのだ。」(略)」「いちどに道路全部のことを考えてはいかん。わかるかな?次の一歩のことだけ、つぎの一掃きのことだけ考えるんだ。いつもただつぎのことだけをな。」(略)「すると楽しくなってくる。これがだいじなんだな。たのしければ仕事はうまくはかどる。こういうふうにやらにゃあいかんのだ。」そしてまた長い休みを取ってから、ひょっと気がついたときには、一歩一歩進んできた道路がぜんぶおわっとる。どうやってやりとげたかはじぶんでもわからんし、息もきれていない。」『モモ』ミヒヤエル・エンデ

強制して勉強をさせても、結局、心の底では、勉強が嫌いな子になります。勉強とは積み上げいわば長距離走です。息を切らせるような走り方をさせたら、形だけの勉強をしていても、心はリタイヤしています。まず、集中することを教えます。集中すると能力が出てきて、わかることの楽しさを覚え始めます、次に、自分の勉強のリズムを作ることを子供に教えます。それをじっくり強化していきます。それから、知識を詰め込むのではなく、子供の能力を上げていくことで、知識を吸収させる仕方を覚えさせます。

最後の段階で、自分の能力を年ごとに10%から20%あげる方法を覚えさせていきます。そういう教育をするーそうすれば、子供はポジティブになり、親が勉強しろと言わなくても、勝手にやります。WAYで、TOEFLで100点、110点以上を取る生徒がよく出るのはそのためです。
「ひょっと気がついたときには、一歩一歩進んできた道路がぜんぶおわっとる。どうやってやりとげたかはじぶんでもわからんし、息もきれていない。」

WAYの生徒は皆そういう子に育てます。

 

Download Way Monthly