WAY monthly 2019年10月号「きちんちとした情報と、しっかりした学知が子供たちの未来を開きます」

親の情報格差が広がっている。もし、次の情報で驚いた方は、是非、情報の再武装をしてほしい。
 「まず公認会計士だが、これは試験に合格しても資格が取れない。試験に合格したあと監査法人に二年間勤めないといけない。でも今、監査法人に就職できるのは合格者の八割で、残りの二割は、あれだけ難解な試験に合格しても就職できなくて、資格が取れないんだ。


 それから弁護士だけれども、今は法科大学院まで行って司法試験を受ける。(中略)奨学金だけに頼って勉強したら、だいたい300万から400万は借金を背負うと言われている。これが司法試験合格後にのしかかってくるわけ。毎年、司法試験に合格した若手弁護士が、全国で50人、60人と辞めているという現実がある。それはなぜかというと「貧困」。弁護士であるために、かならず弁護士会に所属しないといけないけれども、その会費が毎月5万。この会費を納められない弁護士がそれだけいるということ。公認会計士や弁護士は明らかに作りすぎなんだ。
医者はそこまでの状況になっていないけれども、都市部での競争ははげしいから、親の病院を継ぐということでもないと開業はむずかしい。では、病院の勤務医はどうかというと、生涯収入は総合商社や新聞社のほうがずっといいのが現状だ。
(中略)親は昔の職業観をそのまま持っているから、子どもを医者や弁護士にさせたがるわけ。だからこれは親の情報格差の問題で、自分たちが子どもに何を与えるべきなのかをよく分かっていないわけだ。」『最強の学び方』佐藤優 集英社

こう言った話をすると、親は「まだ先のことだから」という人が多い。しかし、生徒達は真剣に聞く。しっかりとした情報を持ち、スペックの良い学知を身につけなければ、将来「生き抜く」ことができないことが分かっているからだ。

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